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美術用語 空間芸術
美術用語(ヨミ) クウカンゲイジュツ
美術用語(英字) RAUMKUNST
美術用語解説 視覚芸術、造形芸術ともよばれ、絵画やデザインなど二次元的なものと、彫刻や建築などのように三次元的なものとがある。いずれの場合も創り出された作品が、作品として空間の三次元座標の中に存在することができる。そしてそれを、視覚によって鑑賞することができる、あるいは時には触れることができるのが、その特色である。これに対立するものとして、時間の経過の中で示される音楽や文芸などを時間芸術という。しかし狭義で、建築や工芸のみに空間芸術が用いられることもあるし、また、ある限定された空間内の装飾芸術として用いられることもある。つまり対象の表現や内的状態の表出、あるいは建築においては使用目的への貢献など、現実空間と異なる現実空間を構成せねばならぬものにおいて、空間構成の美に依存するすべてのものを指す。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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