出展テーマ詳細情報
「高橋秀の版画」の詳細情報
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テーマ名称 高橋秀の版画
期間 1998年8月18日(火)~1998年9月13日(日)
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション98-II
説明 高橋秀は、1930年に広島県で生まれました。1950年に、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)に入学しますが、半年ほどで中途退学し、以後は、独立美術協会において、出品を重ねることとなります。1961年に第5回安井賞を受賞、62年にはニューヨークのオズグッド画廊の「14人の日本作家」展に出品します。  1963年にイタリアに渡ったことにより、作風に変化が生まれ、以後はローマに在住しながら制作を続け、79年までローマ・ビエンナーレ展、東京国際版画ビエンナーレ展、リュブリアナ版画ビエンナーレ展、クラコウ国際版画ビエンナーレ展などに出品しました。1987年には芸術選奨文部大臣賞を、翌年には第20回日本芸術大賞を受賞しています。  限られた色数を基調に構成された、幾何学的なフォルムと、そこから引き起こされる自由なイメージによって、エロスを感じさせながらも、節度なる表現を獲得しているといえるでしょう。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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