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| 「安斎重男の写真」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 安斎重男の写真 |
| 期間 | 2000年5月30日(火)~2000年6月25日(日) |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展 徳島のコレクション2000-I 新収蔵作品を中心に |
| 説明 | 安斎重男は1967年より原口典之、真板雅文、若江漢字らと美術活動を始め、69年から絵画制作のかたわらに写真を始めました。そして70年の東京ビエンナーレ展の時、リチャード・セラやダニエル・ビュラン、クリストら出品作家たちのアシスタントをつとめながら、制作の様子を撮り始めます。 今回紹介するのは、この時から現在に至るまで安斎が撮り続けている美術家たちの肖像です。これは安斎の作品を代表するテーマです。最初こそ制作の記録的要素が強いものの、これらの作品は、次第に作家の肖像、さらにはそれぞれの自作とともにある肖像へと変化していきます。もちろん、パフォーマンスの写真にはその時々の記録的な要素もあります。しかし、興味深いのは、安斎の作家を撮る視線の変化なのです。このことが、約30年の間に作家のアシスタントから、写真家としての立場を確立したという安斎自身の変化を物語っているからです。 |