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| 「初期洋画のパイオニア:守住勇魚」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 初期洋画のパイオニア:守住勇魚 |
| 期間 | 2008年9月13日(土)~2008年10月13日(月) |
| 展覧会名称 |
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| 説明 | 守住勇魚は、守住貫魚の次男として、現在の徳島市中央通に生まれました。1872年に家督を嗣ぎ日本画を学びましたが、1875年に上京。国沢新九郎の私塾彰技堂において画学を修め、1876年に我が国最初の官立美術学校として設立された工部美術学校に入学。我が国の洋画揺籃期に、初めて本格的な美術教育を学びましたが、フォンタネージの辞任を契機に、1878年浅井忠らと工部美術学校を退学し、十一会を結成。翌年徳島に一時帰郷しましたが、この年大阪に出て大阪専門学校の画学教員となっています。その後京都に移り、1893年頃から再び日本画を制作しています。 今回の展示では、洋画家の先駆者とし活躍した守住勇魚の工部美術学校時代などの初期の作品を展示し、初期洋画のパイオニアとして活躍した勇魚の画業について紹介するとともに、我が国の洋画黎明期において工部美術学校が果たした役割りについて紹介いたします。(担当:仲田耕三) |