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| 「4 広告」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 4 広告 |
| 期間 | 2009年4月25日(土)~2009年6月21日(日) |
| 展覧会名称 |
宮城県美術館・三浦コレクションによる ヨーロッパ・ポスター芸術の開花 アール・ヌーヴォーから20世紀初頭まで |
| 説明 | オペラやキャバレーなどのポスターは、人々のあこがれを大いに誘ったが、それ以上に庶民の日常生活に密着していたのは、各種の商品広告ポスターだったのではないだろうか。 パンやミネラル・ウォーターなどの基本的な食品から、ちょっと贅沢でささやかな夢をかきたてる自転車やオートバイ、アルコール類などのポスター。それらは、大衆の目を引き、消費を大いに刺激し、働くだけではなく、余暇や趣味も楽しむ近代的な生活スタイルを提案していったのである。そして、これらの広告ポスターは、時代の違いはあるにしろ、多様なメディアによる広告に囲まれた現代の私たちの生活とも、密接につながったものであると言えるだろう。 また、ベル・エポック期のポスターといえばフランス・パリというのが定番であるが、「三浦コレクション」には、イタリアのものが多数含まれている点も見どころの一つである。それらは、パリの「シェレット」の華やかさと比べると、落ち着いた一種の質実さや素朴さを感じさせてくれる。 |