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| 「斎藤 カオル」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 斎藤 カオル |
| 期間 | 1996年12月17日(火)~1997年1月19日(日) |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展 徳島のコレクション96-III |
| 説明 | 斎藤カオル(1931-)で初めてメゾチント(銅版画)を用いて作品の発表したのは、1968年、彼が作家活動を始めて約20年経てからのことでした。 それまで、彼はモダン・アート展などを中心に抽象作品を発表していましたが、自らの絵画に疑問を抱き、方向を転換したのです。 版画制作を始めた頃は、個人的な体験を幻想的に表現していましたが、やがて、能面を思わせる無表情な女性像を表現するようになります。 この表現は、白黒の画面であることはもちろんのこと、微妙な黒や中間調を生み出す技術に裏付けられたものです。 そして、こうした作風を確立させた後、斎藤は鮮やか色彩を用いた表現に足を踏み入れていきます。 |