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| 「現代版画「トーマス・バイルレ」」の詳細情報 | |
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| テーマ名称 | 現代版画「トーマス・バイルレ」 |
| 期間 | 1998年2月24日(火)~1998年3月22日(日) |
| 展覧会名称 |
所蔵作品展 徳島のコレクション97-IV |
| 説明 | トーマス・バイルレは、1937年ドイツに生まれました。1958年から62年まで、オッフェンバッハ・アート・スクールで学び、66年にはフランクフルトのヘッセン青年芸術家賞を、73年にはグレンヒェンの版画トリエンナーレ賞を受賞するなどし、75年以降はフランクフルトのシュテーデル美術学校で教鞭をとるようになります。 初期の作品にはモーターを使った仕掛けのある作品を作るなどしていましたが、1969年からは、単純なかたちを寄せ集めて、それらの集積の中から思わぬ全体像が出現するような作品を制作するようになります。以後、都市や人間をテーマにしたそのような作品は、ドローイングから写真やデジタルコピーを利用したコラージュへとその趣を変えています。無意味で無機的な断片が、高密度に集積されて結ばれた像は、大量生産や複製、反復などの作業によりできあがった現代の巨大な社会の姿でもあるでしょう。 |