「第2部 4.プラハの薩摩治郎八寄贈コレクション」の詳細情報 | |
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テーマ名称 | 第2部 4.プラハの薩摩治郎八寄贈コレクション |
展覧会名称 |
薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち |
説明 | 1935年6月7日、薩摩はチェコスロヴァキア(現在のチェコ共和国)のプラハで、パリの大学都市の意義と平和を訴える講演会を行う。それをきっかけに、薩摩はチェコに日本美術の作品を寄贈することとなった。この寄贈に先立って、1936年12月17日から翌37年の1月3日まで、プラハの「ボヘミヤ美術協会」において寄贈コレクションの展覧会が開催されている。そこには、薩摩のコレクション20点に、公使館などの所蔵作品を合わせて計50点が展示された。 寄贈された薩摩コレクションには、狩野常信、土佐派の屏風、鈴木春信、司馬江漢、鏑木清方、山村耕花らの日本画に加えて、藤田嗣治、荻須高徳、高野三三男、出島春光、岡鹿之助ら、当時パリに在住していた日本人画家たちの作品が含まれている。これらの大部分は現在もプラハ国立美術館に所蔵されている。 |