出展テーマ詳細情報
「三宅克己の水彩画」の詳細情報
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テーマ名称 三宅克己の水彩画
期間 2000年6月27日(火)~2000年7月16日(日)
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション2000-I 新収蔵作品を中心に
説明 1874年に徳島市に生まれた三宅克己は、日本の水彩画の先駆けの一人として知られています。 1893年の<風景>は、褐色を主調としながらも明るく鮮やかな色彩が印象的です。表現の方向を模索していた初期の貴重な作例です。三宅は、文部省美術展覧会(文展)にはじまり、帝展、日展などでも活躍しました 。<渓流(箱根底倉)>は、1941年の第4回新文展の出品作です。また、ヨーロッパやアメリカを写生旅行でたびたび訪れた三宅は、外国の風景も多く残しています。 <北米加州サンデゴの公園>は、1927年の2度目のアメリカ旅行時の取材をもとにした作品です。カリフォルニアの夏の光線と空気が、奥行きのある遠近感のなかに捉えられています。 このほかにも、今回は、収集作品の中から、1999年度に新たに収集した7点を含む計30点をご紹介します。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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