出展テーマ詳細情報
「学ぶ(学習の始まり)」の詳細情報
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テーマ名称 学ぶ(学習の始まり)
展覧会名称 キッズ・サイズ・デザイン展 子供たちの〈もの〉と〈心〉の世界…
説明 幼稚園や保育所は、家庭の延長として語られるのがもっとも望ましい施設であり、家庭の代わりではありません。このような意味での子供にとって最初の家庭外の社会的関係は、地域社会で用いられるさまざまなデザインを生んできました。公的教育で用いられる机は完全に標準化されたものではありませんし、教室もそうです。実際のところ、長期間にわたる義務教育というのは、近代になってから西洋人が発明したものです。数世紀前までは、すべての子供が学校に行くなどということはありませんでしたし、いくつかの文化圏ではいまでもそのままです。学校であれ家庭であれ、学習のための空間の構成は、さまざまに異なる「教育」の定義の違いを反映しています。お仕着せ型の施設や設備は、より堅苦しくなく個人的で、結局は、楽しく面白い学習を支持する、デザインによる解決に熱心なデザイナーたちの先導によって、次第に取って代わられようとしています。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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