出展テーマ詳細情報
「真鶴のアトリエから―陽光を求めて」の詳細情報
●くわしい検索へ  ●美術館トップへ
テーマ名称 真鶴のアトリエから―陽光を求めて
期間 2014年10月11日(土)~2014年12月7日(日)
展覧会名称 生誕140年・没後60年記念 水彩表現の開拓者 三宅克己回顧展
説明 三宅は、5度目の渡欧から帰国した1926年、東京から神奈川県真鶴町にアトリエを移します。真鶴は相模湾に面した漁港ですが、地中海沿岸のリヴィエラ地方に似た陽光が注ぐ景勝地であることからこの地を選んだといいます。彼は、それまでもしばしば写生に訪れていましたので、真鶴の風景の魅力をよく知っていたのでしょう。50歳を超えた三宅は、この年帝展審査員をつとめるなど画壇での地位も得ていた一方で、美術界の主流は若い世代に移っており、東京の美術界から一定の距離を置こうとした面もあったようです。いずれにしろ、三宅の画業の後半生は、真鶴のアトリエから展開されていきます。真鶴の風景が多く描かれ、近辺の相模湾、箱根、伊豆などの風景が身近な題材とされていきました。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
検索条件設定へもどる 検索条件設定へもどる