「空気の建築;ANT 119」の詳細情報 | |
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作家名 | イヴ・クライン |
作品名 | 空気の建築;ANT 119 |
作品名(ヨミ) | クウキノケンチク;ANT 119 |
作品名(英字) | ARCHITECTURE DE L’AIR; ANT 119 |
制作年 | 1961年 |
技法・材質 | 顔料、合成樹脂 紙、キャンバス |
寸法 | 262.0×200.0 |
関連用語 | ヌーヴォー・レアリスム リアリズム |
当館開催の特別展出品歴 |
コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ 開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100 イロのひみつ ― なにいろに見る? |
概要 | イヴ・クラインは、フランスのニースで生まれた画家である。裸のモデルに絵の具をつけ、画面にその姿を直接写しとる彼の表現方法は、当時スキャンダラスな話題をふりまきながら、現代美術の新しい可能性を開くものとして受け入れられてきた。この作品は、その人体プリントの方法を使って描いたクラインの代表作である。まっ青な画面には、浮遊する人体と植物のある風景が描かれ、ファンタジックな表現である。クラインは、この画面の全体を支配する青の色彩を、全宇宙の空間と人間の悟りの境地を象徴するものとして、独特の意味をこめて使っている。つまり、この青の世界のなかにある人物たちは、青の象徴する意味に染められ、「空気のベッド」のなかにいるような自由さで空間を浮遊し、クライン自身が書きとめているような「一種の伝説の楽園」を表しているのである。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年08月09日掲載) |
よみもの |
徳島新聞連載1990-91 友井伸一 1991年3月21日
美術館ニュース 友井伸一 1993年9月 所蔵作品選1995 竹内利夫 1995年7月22日 毎日新聞四国のびじゅつ館 友井伸一 1997年2月1日 |
所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
作品番号:1200008_000 、国外 、館蔵品、油彩画他 | |