出展テーマ詳細情報
「特集 菊畑茂久馬のオブジェ」の詳細情報
●くわしい検索へ  ●美術館トップへ
テーマ名称 特集 菊畑茂久馬のオブジェ
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション99-II 特集展示:菊畑茂久馬のオブジェ
説明 菊畑茂久馬(1936年-徳島県海部郡由岐町出身)は、幼少時に九州へ移り、以後現在に至るまで福岡を拠点に制作を続けています。  今回紹介しますオブジェの制作が始まったのは、1960年代の後半からです。オブジェは、ごく初期に制作された数点が発表された以外は、その写真が二つの版画集や雑誌の表紙などにもちいられたことでその存在は知られていましたが、実物は長い間陽の目を見ることはありませんでした。また、オブジェ以外の作品もこの時期にはほとんど発表されませんでした。  そして、88年に北九州市立美術館で開かれた初めての回顧展で、現存する100点のオブジェが初めて公開されたのです。菊畑によれば、オブジェの制作自体は200点をこえていたのですが、その多くは破棄したとのことです。また、現存する作品に関しても、今に至るまで何度も手を加えられた作品が数多くあります。これは個々のオブジェが決して未完成だったわけではなく、その時々の目で刷新されていったということなのです。  今回は所蔵家の協力を得て、役0年ぶりに全オブジェを紹介します。それに加えてオブジェが用いられた版画作品等も併せて出品します。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
検索条件設定へもどる 検索条件設定へもどる