出展テーマ詳細情報
「徳島ゆかりの美術」の詳細情報
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テーマ名称 徳島ゆかりの美術
期間 2006年12月9日(土)~2007年2月12日(月)
展覧会名称 徳島のコレクション2006-IV
説明 このコーナーでは徳島出身の作家たちの作品、徳島の風景や風物に題材をとった作品などを紹介します。伊原宇三郎(1894-1976 徳島市生まれ)の作品は、「学ぶ伊原」をテーマに東京美術学校での課題制作〈男性座像〉、留学時代の作品でフランスの画家ドランの影響がつよく現れた〈肖像〉、留学時代後期の作品でフォービスム風の筆致と重厚な量感が見られる〈束髪〉の3点の油彩画を展示します。島あふひ(1896-1988 小松島市生まれ)は、はじめ日本画を学びましたが、1923年に上京し、翌年に川端画学校に入学して洋画を学び、1926年からは前田写実研究所で、洋画家の前田寛治の指導を受けています。中央美術展、1930年協会展、二科展に出品し、1937年女流画家による美術団体七彩会の結成に参加しました。また、一水会、二紀会にも出品、1948年には女流美術家協会の結成に参加しています。1962年を最後に団体展を離れ、以降個展を中心に活動しました。重厚なマチエールにより、キリスト教や聖書物語、あるいは仏典など、宗教的な精神風土を描き出しています。今回は、1930年代から70年代までの5点を紹介します。このほか、石川真五郎(1893-1972年 板野町出身)の〈自画像〉や清原重以知(1888-1971年 那賀郡大野村[現・阿南市]出身)の〈三宅克己先生像〉などの人をテーマとした作品、三宅克己(1874-1954 徳島市生まれ)の水彩画、川人勝延(1922- 阿波郡市場町[現・阿波市]出身)の日本画、平成17年度の新収蔵の河野太郎氏の遺品から資料的な作品などを展示します。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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