出展テーマ詳細情報
「浜田知明」の詳細情報
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テーマ名称 浜田知明
期間 1999年9月7日(火)~1999年10月11日(月)
展覧会名称 所蔵作品展 徳島のコレクション99-II 特集展示:菊畑茂久馬のオブジェ
説明 浜田知明(1917年- 熊本県出身)は東京美術学校油画科を1939年に卒業後、同年から約6年間、現役兵として軍隊生活を送りました。銅版画の制作を始めたのは復員後の50年のことです。自らの軍隊での体験を基に、日本軍の不条理と残虐さを戯画的に表現した作品で、日本のみならず国際的にも注目を集めました。  〈初年兵哀歌(歩哨)〉は、この時期の代表作の一つです。戦争を主題とする作品にも共通しますが、浜田の作品を特徴づけるのは、そのときどきの人間に対する彼のまなざしです。それが、時には愚かな現代人の人間性への風刺となり、時には人体を単純化・戯画化する表現となるのです。 今回は、さらにヨーロッパ旅行の印象を帰国後にまとめた1970年の銅版画集〈わたくしのヨーロッパの印象記〉も加えて、デビューから80年代に至るまでの浜田の版画作品を紹介します。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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