出展テーマ詳細情報
「20世紀―新たな表現を求めて」の詳細情報
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テーマ名称 20世紀―新たな表現を求めて
期間 2015年4月29日(水)~2015年6月21日(日)
展覧会名称 東京富士美術館所蔵「美の饗宴 西洋絵画の300年〜バロック、ロココからエコール・ド・パリまで」
説明 20世紀は、科学技術のさらなる発展やエネルギーの革命により、人々の生活をこれまでになたったほどスピーディかつダイナミックに変化させ、その体験や思考にも深く影響を与えた時代だった。社会や個人の暮らしに歪みが生じてくると、狭くなった地球と反比例するように、私たちの内面世界はどんどん深く掘り下げられていった。絵画の世界では、知覚などの研究の成果を見据え、フォーヴィズムやキュピズム、未来派、表現主義、構成主義、アール・デコ、シュルレアリスムなど、さまざまな『イズム』がめまぐるしく入れ替わりながら現れている。本展では、1920年代のパリに集まった、さまざまな国籍の芸術家たちによって彩られたエコール・ド・パリの時代までを紹介する。緩やかにまとめられた一群の作家たちは、同じ芸術理論の下で制作したり、グループとして作品の発表を重ねたりはしなかったけれど、パリのモンマルトやモンパルナスに集まっては交流し、それぞれが美術史上にその名を輝かせることになる。ここでは、ヴラマンク、ユリトロ、ローランサン、シャガール、キスリングなどの作品を紹介する。彼らのパリは、まさに『芸術の都』であった。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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