徳島県立近代美術館
学芸員の作品解説
学芸員の作品解説
12体の立像(群衆シリーズ)
1989-90年
黄麻布、樹脂
各175.0×60.0×30.0(12体組)
1989-90年
黄麻布、樹脂
各175.0×60.0×30.0(12体組)
マグダレーナ・アバカノヴィッチ (1930-)
生地:ポーランド
生地:ポーランド
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アバカノヴィッチ12体の立像(群衆シリーズ)
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徳島新聞 美術へのいざない
マグダレーナ・アバカノヴィッチ 「12体の立像(群衆シリーズ)」
安達一樹
記憶、沈黙、いのち。頭部を持たない。肉体の片面だけ作られている。この表情を持たない沈黙して佇む不気味な群像は、皮1枚で人間の尊厳を保っている。社会には不条理が満ちている。アバカノヴィッチの創作の原動力はそのようなあらゆるものへの反抗の精神である。
徳島県立近代美術館所蔵作品選1995 コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ
1995年7月22日
徳島県立近代美術館 安達一樹
1995年7月22日
徳島県立近代美術館 安達一樹