美術館における表現

このプロジェクトは、四国八十八箇所の遍路道や四国山地で制作した「野外における表現」と本館展示室に作品を構成した「美術館における表現」から成っています。ここでは、後者の作品を紹介しましょう。大久保は、四国を歩きながら自然の素材を拾い集め、それを用いて新たな作品も制作しています。展示室では、「野外における表現」やその記録写真が、主に彼の歩いた徳島、高知、愛媛、香川の順に置かれ、新たな作品は、それらと交互にあるいは並行して設置されました。それらを互いに関連させることで、展示室全体に、作家の「四国の天と地の間」が表されました。

しめくくる

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