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| 「加納光於」の詳細情報 | |
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| 作家名 | 加納光於 |
| 作家名(ヨミ) | カノウミツオ |
| 作家名(英字) | KANO MITSUO |
| 出身地 | 東京都千代田区 |
| 生没年月日 | 1933年~ |
| 略歴 | 1933年東京府(現東京都)に生まれる。独学で銅版画の制作を始める。1955年銅版画集『植物』を刊行。翌年瀧口修造の理解を得て最初の個展を開催。その後、サンパウロ・ビエンナーレ展、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展、東京国際版画ビエンナーレ展、日本国際美術展、現代日本美術展など内外の展覧会で活躍している。初期は、動植物、鉱物、天文、気象などを描写的要素を残しながら幻想的に描き出したが、1950年代末頃から、版上で腐蝕液と防蝕剤を操り、不思議なイメージを生み出す独自の作風を展開。既成の銅版画技法から逸脱したその手法はインタリオと呼ばれた。続いて、ガスバーナーの炎で金属板に亀裂や凸凹をつけ、それを版とするメタルプリントを制作し、初めて青の色彩が表れる。その後も種々の技法により版画の連作を発表する一方で、本の装丁や造本にも精力的に取り組んだ。1980年代に入ると、色彩への熱中的な関心から、自ら絵具まで調合して独自の手法で描かれる油彩画の連作を発表し、版画とともに注目を集めている。 |
| 作品情報 | 所蔵品あり |
| 関連用語 | 銅版画 リトグラフ |
| 当館開催の特別展出品歴 |
THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による 〈色彩〉としてのスフィンクス-加納光於 コレクションでみる 20世紀の版画 本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで 展 未来に伝えたい−学芸員おすすめアート イロのひみつ ― なにいろに見る? |
| 作家番号:10029 (日本) | |