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| 「Time to Fly」の詳細情報 | |
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| 作家名 | 靉嘔 |
| 作品名 | Time to Fly |
| 作品名(ヨミ) | タイムトゥフライ |
| 作品名(英字) | TIME TO FLY |
| 制作年 | 1970年 |
| 技法・材質 | 油彩 キャンバス |
| 寸法 | 242.0×182.0 |
| 当館開催の特別展出品歴 |
開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100 |
| 概要 | 靉嘔の本名は、飯島孝雄。母音(アイウエオ)の中からアイオを選び、ペンネームとしたという。池田満寿夫らとグループを結成、前衛作家として注目を集めていたが、27歳の若さで渡米する。以後、ニューヨークを拠点にポップアートの作家として活躍する。虹(にじ)色の作品でよく知られるようになり、今日「虹色の作家」として、世界的に有名である。可視光線を分解したスペクトルを物体に投射すると、虹色のストライプが出来、物体の固有色が無くなる。それはエックス線を投射して物体の本質を探る様であり、靉嘔にとって虹色は、物体の本質を表現する重要な手段であった。この作品も、24色に分解された虹色のストライプによって描かれており、第11回サンパウロビエンナーレ展でブラジル銀行賞を受賞している。まるで裸婦が空中へ飛翔するかの様であり、時の経過を象徴的に表している油彩画の代表作と言えよう。(仲田耕三「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年09月20日掲載) |
| 所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
| 作品番号:1100001_000 、国内 、館蔵品、油彩画他 | |