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| 「版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. アンデレ 案出禮の柵」の詳細情報 | |
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| 作家名 | 棟方志功 |
| 作品名 | 版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. アンデレ 案出禮の柵 |
| 作品名(ヨミ) | ハンガシュウ ヤソジュウニシトハンガサク コズカタショウ ダイオンセイシュジュウニシトハンガキョウサク 1.アンデレ アンデレノサク |
| 制作年 | 1953年 |
| 技法・材質 | 木版 紙 |
| 寸法 | 87.5×33.0 |
| 当館開催の特別展出品歴 |
開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100 戦後@ニッポン展 風土と美術 ― 青森/徳島 |
| 概要 | サンパウロやヴェネツィアのビエンナーレで受賞した〈二菩薩釈迦十大弟子板画柵〉をはじめ、仏教の世界をテーマにすることの多い棟方が、キリスト教の12使徒を題材にした12点組の木版画である。1953年の日展入選作。56年のヴェネツィア・ビエンナーレにも出品。〈十大弟子〉の場合と同様に、宗教的な意味合いではなく、ただ人間の姿を作ったものである。使徒の個々の名前はあとで付ければよいと考え、板にまかせて制作された。単純化された簡潔な線が素朴な力強さを感じさせる点に棟方らしさがよく表れている。また、異国的な雰囲気の作品も含まれており、今までの人間像とは異なった姿を目指した意欲あふれる名品といえる。この作品は刷り数が極めて少なく、12点そろっているのは数セットといわれている。そのなかでもこの作品は、作家本人による刷りであり、また1点ごとに個々の使徒名が明記されているなど、希少価値が極めて高い作品である。 |
| 所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
| 作品番号:1131322_000 、国内 、館蔵品、版画 | |