作品詳細情報
「タイルの壁にもたれる東洋の女」の詳細情報
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作家名 ジョージ・シーガル
作品名 タイルの壁にもたれる東洋の女
作品名(ヨミ) タイルノカベニモタレルトウヨウノオンナ
作品名(英字) ORIENTAL WOMAN AGAINST TILE WALL
制作年 1982年
技法・材質
寸法 81.5×42.5×24.0
当館開催の特別展出品歴 暮らしの感覚―アートとデザインが交流する空間
イロのひみつ ― なにいろに見る?
概要 シーガルの型どり 型どりは、石膏を染み込ませた包帯によって行われます。当初は、石膏が固まる際の発熱と、皮膚呼吸ができないことから、七転八倒さえ許されないモデルを大変苦しませたといいます。試行錯誤を繰り返し、分割してとった型を後で再構成する方法に行き着きました。 彼の作品の多くは、家具や壁などと併置され、大がかりな舞台セットのようでもあります。しかし演者は人ではなく、人の「抜け殻」。しかもそれらは特別なドラマの主人公などではなく、退屈な日常を生きる普通の人々、つまり私たちの姿に他なりません。 このあたりに、「型どり」という単純な手法ながら、強い違和感や不在感を訴えて止まない、シーガルの作品の魅力の秘密があるのではないでしょうか。
所蔵者 徳島県立近代美術館
作品番号:1220015_000 、国外 、館蔵品、彫刻・立体
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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