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本と美術
20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで
2002年7月6日(土)-8月25日(日)

20世紀の美術は「本」というものと、
どのように関わってきたのでしょうか。
ピカソやシャガールたちが版画を寄せた
多くの挿絵本。
未来派や構成主義者たちが、
装丁や文字組みなどに最先端の芸術思潮を
反映させた斬新な本の数々。
戦後に登場した、芸術家が
制作する本―アーティスツ・ブックス。
本の形態やメディアとしての特性を
問い直し、「本」を美術の今日的な表現手段として
注目してきた20世紀を振り返ります。

図版: エル・リシツキー<声のために>
1923年刊 大阪市美術館建設準備室蔵