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ジャポニスム展より |
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静かな海を航海する船。その下では、大荒れの海が待ちかまえる。
この部分はちょうど日本の団扇を逆さまにしたような形。描き方は墨絵の濃淡の効果を思わせる。
これは、浮世絵師歌川貞秀の扇面画が基になっているといわれている。 |
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ポール・ 海の惨劇 (メールシュトレームに呑まれて)-『ヴォルピーニ連作』より |
それはそうとして、江戸時代には、表紙が黄色で簡単な装丁の黄表紙という本があった。
風俗や世相を取り入れ、ユーモアを交えた内容のもので、広く大衆に好まれた。ゴーギャンは黄表紙のことを知っていたのだろうか。
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●図版は
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ジャポニスム展 |
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