ユニバーサルミュージアムのとりくみ

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ユニバーサルミュージアムとりくみの様子 ユニバーサルミュージアムとりくみの様子

ユニバーサルミュージアムについて

誰もが楽しめる美術館をめざして
サービスの改善や鑑賞プログラムの充実に
取り組んでいます

徳島県立近代美術館では、手話通訳つきの展示解説、視覚障がい者向けツアー、様々な人が交流できることを重視した催しや、触察図のようなコミュニケーション・ツールの開発などの活動を広げています。一人でも多くの方にとって、美術館が自分らしく過ごせる場となることを目標として、創造的に新しい美術館の姿に向かって挑戦していきます。

これまでの取り組み

手話ビデオ
美術館へ行った時に、いつも使っている手話で質問したり、感想を伝え合えたらうれしいな、そんな願いを短編ビデオにしてみました。地域の手話で話す方に参加いただき、手話勉強中の学芸員と一緒にシナリオからつくりました。
出演
平光江 尾澤卓幸 竹内利夫
声の出演
戎協子 亀井幸子
シナリオ
竹内利夫 亀井幸子
アドバイス
平光江 尾澤卓幸 戎協子 川真田光子
撮影助言
曽谷浩隆
編集
竹内利夫
制作協力
株式会社エフエムびざん
スターズプロダクション株式会社
協力
NPO法人徳島県聴覚障害者福祉協会
徳島県手話通訳問題研究会
企画
亀井幸子 竹内利夫(徳島県立近代美術館)
制作
徳島県立近代美術館 2017年
スロープの写真
スロープ
屋外展示場は眉山の見える気持ちのよい彫刻鑑賞スポット。でもテラスの段差が気になります。ゆるやかなスロープに改善して、車椅子を使う方はもちろん、みんなが安心できる出入口になりました。
Welcomeゾーンの写真
ぬくもり感じるWelcomeゾーン
展覧会をご覧になる時に、こころの準備&余韻を楽しむ場になればと、杉板のぬくもりを感じるソファを導入しました。ロビーの真っ白なデザインに少し彩りがあったら、というワークショップ参加者の声をヒントにしました。
作品画像「瑛九 陽気な人」
ユニバーサル美術館展
車いすでも鑑賞しやすい彫刻台や、わかりやすい案内パネル、五感を活かして鑑賞できるスペースなど、どなたにも過ごしやすい展覧会の未来像を提案する企画がはじまります。ご期待ください。  

おすすめプログラム

1手話通訳つき展示解説
学芸員が話し、手話通訳がそれを伝え、その後に目線が絵に向けられる。その少しずつの間合いが実はとても大切なのだと毎回はっとします。絵を見ながら、みんなの心の中のイメージを寄せ合いながら鑑賞が深まっていきます。是非いちど参加してみてください。耳が聞こえる方、手話のわからない方も歓迎です。年に2-3回行っています。
手話通訳の様子
2視覚障がい者向けツアー
作品の触察図や点字マップなどを使いながら、学芸員と一緒に展覧会をご覧いただきます。見えない方も、見えにくい方も、また介護ヘルパーの方も一緒に感想を交流して進行することが多いです。彫刻の材質や安定の面で、安心して鑑賞していただける作品が出展されている日は、触る鑑賞も体験していただけます。ツアーに決まった形はなく、事前にご希望をうかがってから当日の流れをご用意しているのが現状です。どうかお気軽にお電話ください。
クレー触図の写真
3感覚をつなげる
音楽を取り入れた鑑賞プログラムでは、肌で音を感じる、聞こえた音楽を造形であらわす、メロディを触ってたどるなど、実に様々な方法でイメージを共有します。感じ方考え方の違う人、見え方の違う人どうしが、絵の前でお互いのイメージを分かち合える時、本当の意味で誰もが楽しめるユニバーサルミュージアムに近づいていけると実感します。
音楽を取り入れた鑑賞プログラムの様子
4サポーター
期間限定で活動テーマを決めて募集し、参加できる日に参加していただける、「アート・イベント・サポーター」という制度があります。触る鑑賞支援グッズの開発・製作や、ユニバーサルイベントの当日運営サポートなど、集まった方の経験ややる気が光る、本事業の頼もしいパートナーとして活躍中です。毎年5-6月頃の募集ですが、いつでもお電話ください!
アート・イベント・サポーターの活動風景

鑑賞プログラムのご相談、
アート・イベント・サポーター制度のお問い合わせなど、
お気軽にご連絡ください。

電話:088-668-1088
(9:30-17:00)

FAX:088-668-7198

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