審査員写真

山口 雅人

Masato Yamaguchi

株式会社エフエムびざん

プロデューサー


  

パフォーマンス部門出演者のみなさまお疲れさまでした。

そして、今回受賞されたみなさまおめでとうございます。 演目については幅広いジャンルで審査員一同で悩みながら協議をかさねて各賞を決定いたしました。

惜しくも賞に漏れた方に対してのコメントも述べさせていただきたいと思います。

審査員の中で奨励賞を決める際に次点で悩んだグループがあります。 Meteoraさん、高校生で楽器を初めて5ヶ月でこの場に出てきていただいたということで、当然テクニック的には、まだこれから伸びしろがあると感じましたが 我々審査員に伝わってくる “ 何か ” がありました。今後に期待したいと思います。 もしFMびざん賞というものがあるならば彼女たちに差し上げたいと思いました。

あと、カツオブシマシーンさん、ギターとピアノの演奏で、心をこめて演奏しますとありましたが、その言葉どおり “ 何か ” 伝わってくるものがありました。 インタビューの中で、「活動していても、この芸術祭のような発表の場があまりない・・・」ということをお聞きして、我々ラジオ局として地域の方々と協力して、今後さまざまな形で皆様の発表の場を、ご提供できるように考えていきたいと思っております。 また後ほど、出演者の方々と色々お話が出来たらと思います。

あと、A メロ->(から)さん、クリスタルボールのテクニックが素晴らしかったと思います。 音をつかってお二人でコラボレーションしてパフォーマンスを演じられておりましたが お二人のそれぞれの個性というかキャラクターが対照的で面白いなあと思います。 日頃、お二人で活動されていない?とお聞きしたのですがもったいないですね。 もし出来るならば今後も二人で色々な所で活動していただけたらいいな!と思います。

今回、受賞された方というのは本当にテクニック的に素晴らしいと思います。 しかし、この “ チャレンジとくしま芸術祭 ” というのは、やはり “ チャレンジする気持ち ” を大事にしたいと思っております。皆さん、日頃から努力されてチャレンジしていただいていることは拝見していて良くわかります。 審査時にチャレンジ度等を評価して点数が並んだときに、やはり最後は演奏力だったり表現力が審査の決め手となってしまいます。

今後もみなさんこれに懲りずにまた “ チャレンジとくしま芸術祭 ” にチャレンジしていただければありがたいなと考えております。

以上です。受賞された皆様おめでとうございました。

 

 

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