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| 「頭No.3」の詳細情報 | |
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| 作家名 | ウィレム・デ・クーニング |
| 作品名 | 頭No.3 |
| 作品名(ヨミ) | アタマナンバー3 |
| 作品名(英字) | HEAD NO. 3 |
| 制作年 | 1973年 |
| 技法・材質 | ブロンズ |
| 寸法 | h.49.0 |
| 関連用語 | 抽象表現主義 |
| 当館開催の特別展出品歴 |
ニューヨーク・アートシーン 開館35周年記念展 美術と野獣−人間の根源へ |
| 概要 | 1926年にアメリカに渡り、第二次世界大戦後、抽象表現主義の旗手として、ポロックと並び称されたオランダ人、デ・クーニングは、独特な方法で制作する。おびただしい数の人体デッサンをし、それらをバラバラに切りきざみ、大胆につなぎ合わせる。そして、同一のカンヴァスに絵を描いては、その絵具を削りとり、翌日、その上からまた描いて、また削りとることを毎日続ける。彼の代表作「女I」は、こんな風にして1950年から2年がかりで創り上げられた。このような激しいやり方は1973年のこのブロンズ作品にも現れている。鼻はつぶれ、眼は飛び出し、頭部はこわれ溶解している。醜悪で不気味なその形に、見る者はとまどうかもしれない。しかし思わずその手ざわりを確かめてみたくなるのではないだろうか。終わりなく変貌し続ける強烈なエネルギーが、周囲を圧倒しながら、私たちに迫ってくるだろう。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年06月28日掲載) |
| よみもの | 徳島新聞美術へのいざない 竹内利夫 1995年3月9日 |
| 所蔵者 | 徳島県立近代美術館 |
| 作品番号:1220009_000 、国外 、館蔵品、彫刻・立体 | |