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イメージ赤と青と黒の中の三人の騎手 ヴァシリー・カンディンスキー
版画集〈響き〉
16.赤と青と黒の中の三人の騎手
ヴァシリー・カンディンスキー
イメージ版画集〈7点組木版画集 戦争〉3.両親 ケーテ・コルヴィッツ
版画集〈7点組木版画集 戦争〉3. 両親
ケーテ・コルヴィッツ
2.現代版画
「人間像」と並ぶ、もう一つの具体的な収集の柱が「現代版画」です。写真や印刷などテクノロジーの発達は、20世紀のビジュアル文化を大きく変えてきました。そのような時代の美術をとらえるとき、「現代版画」はすぐれた切り口になるはずです。版の種類や技法にとどまらない広がりのあるコレクションを目指しており、風景や静物、抽象的表現など、モチーフも幅広く取り上げています。
日本と海外の作家の版画集、一人の作家の表現をたどることができるコレクションも、いくつか形作られてきました。日本版画は、「20世紀の人間像」と同様、明治以降も含めています。
3.徳島ゆかりの美術
徳島県の美術館ですので、明治以降の徳島ゆかりの美術をたどる充実したコレクションをつくるのも大切な役割です。出身作家を中心にして、県外から徳島にやってきて風景や風物を表した作家、徳島で活躍した作家の作品など、徳島にゆかりのある絵画、彫刻、版画、写真を収集しています。三宅克己、廣島晃甫、伊原宇三郎、山下菊二など、日本の近代美術史のうえで重要な活躍をはたした作家は、画業の変遷を見渡すことができるようになってきました。

(「広島晃甫」の人名表記を「廣島晃甫」に改めました。)
イメージ新橋停車場風景 守住勇魚
新橋停車場風景
守住勇魚
イメージ伊太利ヴェロナの古橋 三宅克己
伊太利ヴェロナの古橋
三宅克己