著作権って?

近代美術館ホームページでは、美術作品を検索できます。作品によっては画像が表示されますが、その画像を 無断でコピーすることは、法律で禁じられています。

このコーナーでは、著作権をよく知らない人むけに、簡単に説明します。


●  画像の無断コピーは法律違反です


禁じられていること(画像に関係する主なもの)
・無断でコピーする、印刷する
・無断でインターネットに公開する・図柄や色、題名などを、勝手に変える
・まねして絵を作ったのに、自分だけで考えたふりをする  など

(例外)
・家のパソコンでコピーや印刷して、自分や家族、友だちだけで見て楽しむことは許されています。(仕事場では許されません)


● 著作権は、法律で守られています


美術作品は「著作物」です
著作物とは、自分で考えて表現したもの、という意味です。
美術だけではなく、小説や映画、新聞記事など、著作物にはいろいろな種類があります。

勝手に利用されない「権利」
美術作品は、作家が努力して表現した世界でただ一つの宝です。
その図柄を勝手に使うことは、誰にも許されていません。
「著作権が法律で守られている」からです。

盗まれるのはいや
せっかく考えて表現したのに、他人に横取りされたら嫌ですよね。
著作物を作った人には、横取りされない権利があります。
それが「著作権」です。

みんなの権利
まねされたとき、盗まれたとき、「やめて!」という権利を、誰もが持っています。
「著作権」は、ピカソのような有名作家の作品だけにあるのではなく、みんなが、自分の作品について持っている権利なのです。

● 近代美術館で表示される画像


近代美術館では、できるだけ全ての所蔵作品を画像で見ていただけるよう、努力しています。
しかし、今のところ少しの作品しか公開できていません。

作家が亡くなって50年たった作品※
著作権の保護期間が終わっているので、できるだけ公開できるように、デジタル画像を準備しています。 (※2018年末の時点で50年たっていない作家については70年に変更されました)

それ以外の作品(保護期間内)
著作権者の方と、画像を公開するための相談を進めています。


● 著作権のくわしいページ


社団法人 著作権情報センター のページ

おわりに


このコーナーは、著作権をよく知らない人むけに書かれています。
インターネットの画像について、ごく簡単に説明しました。
著作権には、ほかにも多くの内容があります。