徳島のコレクション 2016年度第3期(前半)

2016.12.23 FRI - 2017.2.19 SUN
今期の展示は次の4つのコーナーからなります。

■ 特集1 「伊原宇三郎に見る西洋絵画の理論と技法」
■ 20世紀の人間像
■ 現代版画
■ 徳島ゆかりの美術
【特集 伊原宇三郎に見る西洋絵画の理論と技法】
 12月23 日(金・祝)− 2月19 日(日)
1925年から5年間パリに留学した伊原宇三郎は、構図法や画材の用法など、西洋の伝統的な絵画理論を身につけ、日本の絵画史に一時代を画しました。作品や資料をもとに、伊原の研究の過程をたどります。合わせて、同時代の洋画家たちの作品をご覧いただきます。
【20世紀の人間像】
近代・現代の美術を鑑賞する手がかりとして、当館では「人間像」を収集の柱にしています。今回は「よりそう」をキーワードに、人の姿を眺めてみたいと思います。
また1月31日(火)からは、ロビーの広い空間で、彫刻の魅力をゆったりとお楽しみいただきます。
【現代版画】
イメージの連続1 12月23 日[金・祝]− 1月29 日[日]
イメージの連続2 1月31 日[火]− 3月5 日[日]
版画制作においては、用いる版画技法の特長と作家のイメージがうまく響き合うことで魅力が生まれ、さらに新しいイメージの可能性が広がります。版画の連作の面白さをご紹介します。(出品点数 1期17点、2期15点 計32点)
【徳島ゆかりの美術】
今回は、徳島出身の作家たちの作品をご紹介します。


■ 後半は、2月21 日(火)− 4月23 日(日)の会期で、
  特集2「作品の中の作家」を組み入れての展示です。

■ 現代版画
  イメージの連続2 1月31 日[火]− 3月5 日[日]
   イメージの連続3 3月7 日[火]− 4月23 日[日]

  上記の日程で展示替えを行います。

※このほかに、美術館ロビー、屋外展示場、彫刻の小径に展示します。

【会期】2016年12月23日[金・祝]- 2017年2月19日[日]
【会場】美術館 展示室1・2(2階)
【主催】徳島県立近代美術館
【休館日】月曜日(休館日が祝祭日の場合は、その翌日)
【出品点数】 134点(ロビー展示1月29日まで3点、31日から6点)→出品リスト


展覧会に関連した催し

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 2017年1月9日[月・祝] 1回目13:00〜14:00 2回目14:15〜15:15 展示室(2階)
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