特別陳列 『安井仲治写真作品集』(復刻版)

2017.6.24 SAT - 2017.8.20 SUN

安井仲治(1903〜42)は、関西を中心に活動をした戦前期の日本写真史を代表する写真家です。
海外の新しい理論を取り入れながら、幅広い作風で制作しました。
今回は没後に出版された『安井仲治写真作品集』の復刻版(国書刊行会刊)から、代表作50点を前期(6月24日〜7月17日)、後期(7月22日〜8月20日)の2期に分けて紹介します。
 前期は1925年から1934年までの作品です。主に人々の様子をスナップショット風に撮影した写真と風景写真です。後期は1934年から1942年までの作品です。シュルレアリスムの影響を受けた実験的な写真がある一方で、神戸の亡命ユダヤ人の様子をルポルタージュ風にと撮影した写真もあります。

 なお、この展示は、通常の所蔵作品展(展示室1,2他)と並行して、展示室3で開催します。通常の所蔵作品展の観覧料で、全ての展示をご覧いただけます。

*7月22日(土)からは親子でおでかけ節電キャンペーンのため、無料になります。


【会期】2017年6月24日[土]- 8月20日[日]
【会場】美術館 展示室3
【主催】徳島県立近代美術館
【休館日】毎週月曜日(7月17日、8月14日は開館)、7月18日〜7月21日
【出品点数】56点→出品リスト


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