森 恵子

Keiko Mori

公益財団法人

阿波人形浄瑠璃振興会会長


  


ご紹介いただきました、森でございます。
実はこの仕事には、9年くらい前にも関わったことがありまして、
今回2回目なんですけども、その時一番最初の審査員、実はこの前で
皆さんのパフォーマンスを見せていただいて、一日緊張していたのを覚えています。

今年の審査は非常に楽しかったです。その中で審査員達みんなで色々議論し、得点も入れましたけども、
みんなで意見を交わしながら、ただいま受賞された皆様、本当におめでとうございます。

皆の意見が一致して、皆様方に決まったと思っております。またその他の出演者の皆様、得点を付けても、
付けきれないんですね、やはりみんなの想いも違いますし、皆さんの想いもどんどん伝わってきますから、
こんな点付けていいんだろうかと思いながら審査させていただきました。
どうしても、もう一回、残念だった、これで諦めようというのでは無くて、いや又来年、
ここをちょっと変えたらどうにかなるか、どうにかなるだろうと思いながら、チャレンジしていただきたいと思います。

私はごっつい気になっとんが、市高さんなんですが、やっぱり私ずっと仕事というか、このチャレンジに関わってない間も、
ずっと見に来させていただいてました。で、やっぱり市高さんが前に賞を貰ったら、今度の人はどんなことをしてくれるんだろう、
やっぱりあれより上だろうなあ、チャレンジしてくれとんだろうな、というような気持ちがやっぱり審査員の中に
芽生えてきてたんじゃないかなと思います。 ですから、得点なんて全然関係なく、たぶん皆の期待度の差だけだろうと思います。
ですから、もっともっと次のチャレンジ、ステップアップをどんどんとしていって貰いたいと思います。

本日賞に入らなかった方々も一つ工夫すれば、また次のチャレンジというふうな、チャレンジ道を一番に私たち感じています。
それが得点になっていますので是非来年もチャレンジしていただきたいと思います。
本当に皆さんご出演いただき、またご出品いただきありがとうございました。
また来年も良い物を見せていただくことを期待しております。本日はどうもありがとうございました。
おめでとうございました。