大和 たきみ

Takimi Yamato

フリーアナウンサー


  


皆さんこんにちはフリーアナウンサーの大和たきみです。
今日は会場に行けなくて申し訳ありません、ビデオで参加させていただきます。

まずは受賞された皆さんおめでとうございます。私はこの審査をさせていただくようになって、
三回目なのですが、今回は本当に本当に苦しみました。
いや、今までも苦しんでたんですけど今年は特に苦しみました。
なんでだろうと考えましたが、今回の作品は、なんというんでしょうか
作品の向こうに、作者の人生や、人生観というんでしょうか、そういったものが、
見えるような、そんな作品が多かったなあと思います。

そういう意味で、グランプリの尾田さんの作品は、今の自分に何ができるのか、
そして、常にチャレンジしよう、身の回りのことから、とにかく一つ一つ、
とっても身近なところからチャレンジしていこう、そんな気持ちがとても表れた作品だったなあ
と思っています。私も、こんな素材を使ってこんな風な作品ができるんだと思うと、
すごいなあと思って、作品の前で少しの間、立って作品からパワーをもらっていた、そんな気がします。

もちろん他の作品も本当にパワーがすごくて、私はこのチャレンジとくしま芸術祭というのは、その名の通り
チャレンジというところに重きを置いて審査をさせていただいているんですが、
皆さんの作品から、透けて見えるような、もちろんそれは私の想像だったりするんですが、
皆さんのチャレンジというものを、自分の心の中で色々と想像して、どんな表情をして作ってるのかなあとか、
ここは苦しんだのかなあ、そんなことを考えながら審査をさせていただきました。
でも、その審査というのも実はチャレンジだなあと、審査をさせていただく度に感じています。
私たちのこの審査も、本当にチャレンジなんです。だけどそれは辛かったり苦しかったりするものではなく、
毎年、わくわくするような楽しいチャレンジをさせていただいています。
今年もたくさんのチャレンジをした素敵な作品に出会いました。
来年ももっともっと、わくわくさせてもらえるような、そしてハッと驚くような、
そんな作品に出会えたらいいなと思っています。

今回参加された皆さん本当に素敵なチャレンジをありがとうございました。
また来年も皆さんの次なるチャレンジに出会えることを楽しみにしています。
今日は本当に素敵な作品にめぐり合わせていただいて、ありがとうございました。