チャレンジとくしま芸術祭2024 ザ・ファイナル 2024年1月23日~2月4日 チャレンジとくしま芸術祭2024 ザ・ファイナル 2024年1月23日~2月4日 チャレンジとくしま芸術祭2024 ザ・ファイナル 2024年1月23日~2月4日

2024受賞者紹介

様々な表現活動を行っている人や、あこがれを持っている人たちに、ひろく活動発表の場を提供し、未来へ羽ばたく徳島発のアーティストを発見・支援しようという「フリースペースチャレンジとくしま芸術祭」。今回で15回目となるこの芸術祭は、1月23日から2月4日までの間、県立近代美術館を会場に、絵画、彫刻、工芸などの「展示部門」と、音楽、ダンス、朗読、芸能などの「パフォーマンス部門」の二部門で開催されました。
出品・出演されたのは、公募と抽選で選ばれた徳島県出身または在住の皆さん。年齢も経験も問わず、事前の審査もないことから、老若男女、初心者からプロ級までの才能豊かでユニークなアーティストたちが集まりました。
展示部門は約5mの壁面、パフォーマンス部門は15分以内、という条件でグランプリを巡って競いあい、厳正な審査の結果、受賞者が決定しました!速報でお伝えします。そして、3月9日(土)、10日(日)には、このたびの受賞者の皆さんによる「受賞者発表会」を開催します。さらにパワーアップした受賞者の作品をお楽しみに!

展示部門

グランプリGrand Prix

展示部門 グランプリ yoyoru わたしの星、あなたの星 ナンバー1から100

[る]yoyoru(絵画)

「わたしの星、あなたの星 No.1~No.100」

2020—24年 アクリル画

[受賞理由]
一点ごとの作品の密度が高く、100点の作品を一堂に展示したチャレンジ精神と仕事量に圧倒された。作品数は多いが全体的なまとまりがあり、絵本のような物語性を感じさせる。見ていて楽しく、その世界に引き込まれた。見る人に作品タイトルを考えさせるなど、観覧者と共に作り上げようとする工夫も光る。これからの展開を大いに期待したい。

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準グランプリSemi Grand Prix

展示部門 準グランプリ 山田百合愛 You and me way of life CIRCUS

[む] 山田百合愛(絵画)

「You and me way of life CIRCUS」

2023年 アクリルガッシュ、ボールペン、copic(MULTILINER SP 0.25) ベニヤ板、ケント紙

[受賞理由]
擬人化された動物たちという舞台設定が面白く、一見楽しそうに見えるが、そこに社会的なメッセージ性が込められている。作品のクオリティも高く、夜空を見上げるように、高めの位置に展示した点にも工夫が見られる。自分が表現したい世界を描き切ろうという意気込みが伝わってきた。さらなる成長を目指して、制作を継続していくことを期待したい。

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チャレンジ奨励賞Challenge Incentive

展示部門 チャレンジ奨励賞 笠原あろは 枯ラス

[つ] 笠原あろは(自由創作)

「枯ラス」

2023年 ねんど いろいろ はりがね

[受賞理由]
中学生の自分自身とカラスを重ね、作品をつくることで自分をみつめている。模索しながら、造形を通じて生き物の生命観をしっかり表現しようとしていることが伝わってくる。また、テーブルの色の反射がカラスの羽の色にも効果を与えている。自分の描き方を大切にして、自分に見えている世界を、作品を通じてこれからももっと見せてもらいたい。

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展示部門 チャレンジ奨励賞 SHOTA ISAWA HELP ME『貧困』

[み] SHOTA ISAWA(現代アート)

「 HELP ME『貧困』」

2023年 アクリル絵画+刺繍絵画

[受賞理由]
白と黒のコントラストが深刻な社会問題を明確に表現しており、ハートに向かう赤い糸は、その問題の方向性を示している。赤い糸の張り具合は、社会問題をめぐる緊張感を思わせ、壁面を広く使った展示構成も印象的である。シンプルな構成でメッセージがよく伝わってくる。これからも表現の幅をさらに拡げていくことを期待したい。

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展示部門 チャレンジ奨励賞 ぴらぴた うつむいて歩こう

[ゆ] ぴらぴた(漫画、イラスト)

「うつむいて歩こう」

2023-24年 コンピューターグラフィックス

[受賞理由]
壁面に展示した漫画であるが、見る者にしっかりと読ませる力があり、悩みが伝わってきた。ペンギンのキャラクターも魅力的で、作者の人間性を感じさせる。作品名の「うつむいて歩こう」に救われる人や、共感し勇気や希望をもらう人もいるだろう。チャレンジすることだけがいいのではなく、自分を肯定し、自分らしくいることの大切さを教えてくれた。

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MIP賞Most Impressive Player

展示部門 MIP賞 ひkaル 私の全てほか

[へ] ひkaル(絵画)

「私の全て」「掬えない」「おにやんま」「吐いた物 食べた物」「泥濘(ぬかる・でいねい)」 ほか

2018-23年 色鉛筆、鉛筆、絵具、ボールペン、クレヨン、紐、油性ペン

[受賞理由]
触れてはいけない内面の生々しく直接的な感情に触れてしまったようなインパクトと魅力を感じる。技法にもモチーフにも、既製の枠を感じさせない独学の良さがある。表現したいことを自分で探し、自分のフィルターを通して描いた世界は魅力的である。迷いながらもチャレンジを楽しんでいるように感じられる。今後もぜひ描き続けてもらいたい。

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チャレンジとくしま2024 展示部門 受賞者の皆さん

パフォーマンス部門

グランプリGrand Prix

パフォーマンス部門 グランプリ 山口和也 ダンスパフォーマンス《一人芝居含む》

[D] 山口和也(ダンスパフォーマンス《一人芝居含む》)

「孤高のステージ」

曲名:Never Enough

[受賞理由]
これまでこの芸術祭で挑戦してきた一人芝居、歌、ダンスの集大成であり、オーソドックスだが強弱のある構成が、観客を物語の世界にスムーズに引き込んだ。独学で取り組んできた努力が、自分にしか出せない味わいのある表現力につながり、独特の世界観を生み出した。チャレンジとくしま芸術祭のファイナルにふさわしいパフォーマンスだった。

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準グランプリSemi Grand Prix

パフォーマンス部門 準グランプリ Shota 「コンタクトジャグリング」「糸なしけん玉」

[I] Shota(ジャグリング・けん玉・ダンス)

「コンタクトジャグリング」「糸なしけん玉」

水晶玉を使ったパフォーマンス、パントマイム、糸なしけん玉パフォーマンス、ダンス

[受賞理由]
身体全体を上手く使ったジャグリングであり、音楽とのあわせ方もダンスのように絶妙で、格好良さを感じた。観客にアピールするポイントを押さえて、会場を沸かせるエンターテイメント性もあり、センスの良さを感じる。これからも、さらに技術の向上や表現力の追求につとめ、大きな花を咲かすことを期待したい。

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チャレンジ奨励賞Challenge Incentive

パフォマンス部門 チャレンジ奨励賞 劇団まんまる 演劇

[B] 劇団まんまる(演劇)

「 いま。」

[受賞理由]
タイトルの「いま。」にふさわしく、世の中で現在進行中の重大な事柄を取り上げた。この後どうなり、私たちはどうすればよいのかと、観客の気持ちを揺さぶり、リアルな感情を呼び起こした。絶妙なキャラクター設定やさりげない笑いの要素も光っていた。扱いの難しい時事ネタに短期間でチャレンジし、脚本も演技も上手くまとめあげた力量を評価する

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[O] 枝川詩音(サーカスパフォーマンス)

[受賞理由]
構成に安定感があり、コミカルな要素も取り入れた見せ方で、観客を引き込むパフォーマンスとなっていた。自分が作り上げたい世界観を持っていることが感じられるので、それを目指して、これからも技術力や構成力を追求し、レベルアップに努めて欲しい。

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MIP賞Most Impressive Player

[R] 伊井ひとみ(舞踏)

「― As is ―」

[受賞理由]
独学であり、未熟なところもあるが、自分の表現したいことに真正面からぶつかっていくパワーを感じさせた。このチャレンジによって、自分を変えたいという強い気持ちが伝わった。年齢も経験も不問で、やりたい気持ちがあれば参加出来るという、この芸術祭ならではの挑戦者である。今回の受賞をきっかけにどのように成長していくのか楽しみにしたい。

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チャレンジとくしま2024 パフォーマンス部門 受賞者の皆さん

賞の種類

出品・上演作品は、部門ごとに “挑戦の度合い、表現の質の高さ、将来性などの総合力が認められるもの”を基準に、複数の審査員による審査が行われ、最終日の「表彰式」でグランプリほか各賞が発表されます。各賞の受賞者には、3月の「受賞者発表会」でさらにパワーアップした作品を披露していただきます。

  • グランプリ 部門ごとに各1組

    挑戦の度合い、表現の質の高さ、将来性、完成度などの総合力がもっとも認められるもの。

  • 準グランプリ 部門ごとに各1組

    グランプリに次ぐもの。

  • チャレンジ奨励賞 展示部門は3組まで、パフォーマンス部門は2組まで※該当者のある場合のみ。

    将来性・チャレンジ精神において、特に優れていると認められるもの。

  • MIP賞(Most Impressive Player) 部門ごとに各1組※該当者のある場合のみ。

    最も印象に残ったと認められるもの。

受賞者発表会

1月23日からの本戦では、参加アーティストたちが、展示部門は約5mの壁面、パフォーマンス部門は15分以内という条件で、グランプリを巡って競い合います。そして厳正な審査の結果、受賞者を決定。3月に受賞者の皆さんによる「受賞者発表会」を開催します。さらにパワーアップした受賞者の作品をお楽しみください。

  • 展示部門

    開催日 / 2024年3月9日(土曜日) – 3月10日(日曜日)

    時間  / 9:30 – 17:00(10日は16:30まで)

    場所  / 徳島県立近代美術館 展示室3

  • パフォーマンス部門

    開催日 / 2024年3月10日(日曜日)

    時間  / 開場 13:30 開演 14:00(予定)

    場所  / 徳島県立二十一世紀館 イベントホール

  • 観覧料

    無料

  • 主催

    徳島県立近代美術館、徳島県立二十一世紀館


参加アーティスト

※名前をクリックすると、受賞者発表会の画像をご覧いただけます。
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[る] yoyoru

「わたしの星、あなたの星 No.1~No.100」

2020-24年

アクリル画

あなただけの輝きを見つけてください。

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[む] 山田百合愛

「You and me way of life CIRCUS」

2023年

アクリルガッシュ、ボールペン、copic(MULTILINER SP 0.25) ベニヤ板、ケント紙

初めて参加させていただきました。山田百合愛と申します。学生をしながら絵を描いております。細かい描写の絵を描くことが好きです。今回の絵は世界中の人々に見てほしい絵です。今、問題になっている事について描きました。よく観察して楽しんで理解していただけたらうれしいです。

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[つ] 笠原あろは

「枯ラス」

2023年

ねんど いろいろ はりがね

私は中学3年生で動物が好きです。鳥の中ではカラスが一番好きです。人間にとって害獣でも頭を使って精一杯生きてる様が格好良いからです。みすぼらしいや汚いという人間の勝手な価値観でイメージを枯らされてしまったけど見方を変えると聡明でたくましい生き物なんだと知ってほしくてこの作品を作りました。

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[み] SHOTA ISAWA

「 HELP ME『貧困』」

2023年

アクリル絵画+刺繍絵画

お目に留めていただきありがとうございます。
「見て・考えて・理解」した時に、あなたの心の「なにか」を変えられるような作品でありたい。

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[ゆ] ぴらぴた

「うつむいて歩こう」

2023-24年

コンピューターグラフィックス

こんにちは、ぴらぴたです。
「うつむいて歩こう」がモットーです。
よろしくお願いします。

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[へ] ひkaル

「私の全て」「掬えない」「おにやんま」「吐いた物 食べた物」「泥濘(ぬかる・でいねい)」 ほか

2018-23年

色鉛筆、鉛筆、絵具、ボールペン、クレヨン、紐、油性ペン

徳島県在住、23歳。独学。
『絵』という大きな括りで色々描いています。
貴方のこれから過ごす時間に少しでも私が居ることが出来ればと思います。

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[D] 山口和也

ダンスパフォーマンス(一人芝居含む)

「孤高のステージ」

曲名:Never Enough

淡路島から徳島に住んで22年になりました。徳島の風土に魅了され、徳島が大好きです!普段は整体師の仕事をしていますので、役者やダンサーではありません。しかし、チャレンジとくしま芸術祭では一人芝居を演じ、独自のダンスパフォーマンスを披露するパフォーマーとして山口和也の全てを表現していきます。

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[I] Shota

ジャグリング・けん玉・ダンス

「コンタクトジャグリング」「糸なしけん玉」

水晶玉を使ったパフォーマンス、パントマイム、糸なしけん玉パフォーマンス、ダンス

普段は高校生ジャグラーとして主に徳島県内でパフォーマンスを中心に活動しています。賞レースに出場するのは今回が初めてですが、3年間で培ってきた技術を発揮できるように頑張りたいと思います。

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[B] 劇団まんまる

演劇

「 いま。」

カポエイラは弱者が立ち向かうため生まれた格闘技だと聞きました。同様に、コメディは弱者が真実を伝えるために生まれたのかもしれません。耳障りの良くないコトこそエンターテイメントのヒントかもしれません。最後のチャレンジとくしま芸術祭に参加できて嬉しいです。ご覧下さる皆様も楽しんで頂けると幸いです。

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ご本人の要望により、画像掲載はありません

[O] 枝川詩音

サーカスパフォーマンス

30歳から独学でジャグリングを始め
その後ジャグリングサークルシアオへ進む。
9年間の鍛錬で身につけた
オールラウンドスタイルのジャグリングを得意とする。

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[R] 伊井ひとみ

舞踏

「― As is ―」

私はダンサーではないし、踊りを習ったこともありません。一芸もスキルもない一般人です。
こんな私が人前でパフォーマンスをすることができたら、何かが変わるかもしれないと思い、今回応募させていただきました。拙い表現ではありますが、自分なりの表現に挑みます。挑戦する機会をくださり、ありがとうございます。

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[グランプリ] yoyoru

「星をつなぐ」

2019—24年 アクリル画

【受賞理由】
一点ごとの作品の密度が高く、100点の作品を一堂に展示したチャレンジ精神と仕事量に圧倒された。作品数は多いが全体的なまとまりがあり、絵本のような物語性を感じさせる。見ていて楽しく、その世界に引き込まれた。見る人に作品タイトルを考えさせるなど、観覧者と共に作り上げようとする工夫も光る。これからの展開を大いに期待したい。

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[準グランプリ] 山田百合愛

「海底の忘れ物」「創造世界」「Ma-jin・Pu-jin」「You and me way of life CIRCUS」

2023—24年 アクリル絵具、コピック、ボールペン、えんぴつ 板、ケント紙

【受賞理由】
擬人化された動物たちという舞台設定が面白く、一見楽しそうに見えるが、そこに社会的なメッセージ性が込められている。作品のクオリティも高く、夜空を見上げるように、高めの位置に展示した点にも工夫が見られる。自分が表現したい世界を描き切ろうという意気込みが伝わってきた。さらなる成長を目指して、制作を継続していくことを期待したい

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[チャレンジ奨励賞] 笠原あろは

「ねこ」 他

2024年 粘土 他

【受賞理由】
中学生の自分自身とカラスを重ね、作品をつくることで自分をみつめている。模索しながら、造形を通じて生き物の生命観をしっかり表現しようとしていることが伝わってくる。また、テーブルの色の反射がカラスの羽の色にも効果を与えている。自分の描き方を大切にして、自分に見えている世界を、作品を通じてこれからももっと見せてもらいたい。

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[チャレンジ奨励賞] SHOTA ISAWA

「一生の後悔」

2024年 アクリル画+刺繍

【受賞理由】
白と黒のコントラストが深刻な社会問題を明確に表現しており、ハートに向かう赤い糸は、その問題の方向性を示している。赤い糸の張り具合は、社会問題をめぐる緊張感を思わせ、壁面を広く使った展示構成も印象的である。シンプルな構成でメッセージがよく伝わってくる。これからも表現の幅をさらに拡げていくことを期待したい。

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[チャレンジ奨励賞] ぴらぴた

「UTUMUITE ARUKOUとは」「記憶のフィルム」「小さな別れ」「ちょっとじゃなくなる」 他

2023-24年 コンピューターグラフィックス プラバン レジン

【受賞理由】
壁面に展示した漫画であるが、見る者にしっかりと読ませる力があり、悩みが伝わってきた。ペンギンのキャラクターも魅力的で、作者の人間性を感じさせる。作品名の「うつむいて歩こう」に救われる人や、共感し勇気や希望をもらう人もいるだろう。チャレンジすることだけがいいのではなく、自分を肯定し、自分らしくいることの大切さを教えてくれた。

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[MIP賞] ひkaル

「私の全て」「おにやんま」「透明人間 -その後-」「柔」 他

2024年 アクリル画+刺繍

【受賞理由】
触れてはいけない内面の生々しく直接的な感情に触れてしまったようなインパクトと魅力を感じる。技法にもモチーフにも、既製の枠を感じさせない独学の良さがある。表現したいことを自分で探し、自分のフィルターを通して描いた世界は魅力的である。迷いながらもチャレンジを楽しんでいるように感じられる。今後もぜひ描き続けてもらいたい。

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[グランプリ] 山口和也

ダンスパフォーマンス(一人芝居含む)

「孤高のステージ」

曲:Never Enough

【受賞理由】
これまでこの芸術祭で挑戦してきた一人芝居、歌、ダンスの集大成であり、オーソドックスだが強弱のある構成が、観客を物語の世界にスムーズに引き込んだ。独学で取り組んできた努力が、自分にしか出せない味わいのある表現力につながり、独特の世界観を生み出した。チャレンジとくしま芸術祭のファイナルにふさわしいパフォーマンスだった。

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[準グランプリ] Shota

コンタクトジャグリング・糸なしけん玉

【受賞理由】
 身体全体を上手く使ったジャグリングであり、音楽とのあわせ方もダンスのように絶妙で、格好良さを感じた。観客にアピールするポイントを押さえて、会場を沸かせるエンターテイメント性もあり、センスの良さを感じる。これからも、さらに技術の向上や表現力の追求につとめ、大きな花を咲かすことを期待したい。

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[チャレンジ奨励賞] 劇団まんまる

演劇

「いま。」

脚本・演出:丸山裕介/出演:清水宏香、海月理奈、丸山裕介/音響:上野晋作

【受賞理由】
タイトルの「いま。」にふさわしく、世の中で現在進行中の重大な事柄を取り上げた。この後どうなり、私たちはどうすればよいのかと、観客の気持ちを揺さぶり、リアルな感情を呼び起こした。絶妙なキャラクター設定やさりげない笑いの要素も光っていた。扱いの難しい時事ネタに短期間でチャレンジし、脚本も演技も上手くまとめあげた力量を評価する。

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ご本人の要望により、画像掲載はありません

[チャレンジ奨励賞] 枝川詩音

サーカスパフォーマンス

【受賞理由】
 構成に安定感があり、コミカルな要素も取り入れた見せ方で、観客を引き込むパフォーマンスとなっていた。自分が作り上げたい世界観を持っていることが感じられるので、それを目指して、これからも技術力や構成力を追求し、レベルアップに努めて欲しい。

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[MIP賞] 伊井ひとみ

ムービング

「東京巡礼歌」

【受賞理由】
 独学であり、未熟なところもあるが、自分の表現したいことに真正面からぶつかっていくパワーを感じさせた。このチャレンジによって、自分を変えたいという強い気持ちが伝わった。年齢も経験も不問で、やりたい気持ちがあれば参加出来るという、この芸術祭ならではの挑戦者である。今回の受賞をきっかけにどのように成長していくのか楽しみにしたい。

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