「熱血漢」の詳細情報
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作家名	ジャン・デュビュッフェ
作品名	熱血漢
作品名（ヨミ）	ﾈｯｹﾂｶﾝ
作品名（英字）	LE SANG VIF
制作年	1955年
技法・材質	油彩　キャンバス
寸法	65.0×50.5
関連用語	アンフォルメル
当館開催の特別展出品歴	コレクションによる特別展示　人間像のゆくえ コレクション＋αで楽しむシリーズ：文学　「美術を《よむ》」 開館20周年記念展　徳島県立近代美術館　名品ベスト100 開館35周年記念展　美術と野獣−人間の根源へ
概要	デュビュッフェが絵に専念するようになったのは、戦後間もない４１歳のころである。最初は、当時の世界をせっけんしていたアンフォルメル（非定形）の画家として注目されたが、やがて独自の画風を打ち立てた。この作品は一見すると子供の落書きのような軽さがある。しかし実はこれが彼の目指したものなのである。彼は文化的、芸術的な伝統が人間を疎外していると考え、フランスの民芸や未開人の芸術、子どもの絵などを積極的に取り入れることで、それらの制約から逃れようとした。そして制作の現場では直感や偶然性、即興性をできるだけ大切にした。この作品をよく見ると、描いては塗りつぶし、夢中で制作している彼の熱中ぶりが伝わってくるかのようである。また、それでいて無駄な表現が全くなく、完成された技法の確かさを示している。ややサイズは小さいが、最も彼らしい作品だといえよう。（江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年06月07日掲載）
よみもの	徳島新聞連載1990-91　吉原美惠子　1990年11月21日 所蔵作品選1995　竹内利夫　1995年7月22日 毎日新聞四国のびじゅつ館　竹内利夫　1995年10月21日
所蔵者	徳島県立近代美術館
作品番号：1200002_000 、国外 、館蔵品、油彩画他