作品詳細情報
「着衣の横たわる母と子」の詳細情報
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作家名 ヘンリー・ムーア
作品名 着衣の横たわる母と子
作品名(ヨミ) チャクイノヨコタワルハハトコ
作品名(英字) DRAPED RECLINING MOTHER AND BABY
制作年 1983年
技法・材質 ブロンズ
寸法 138.5×265.5×147.0
当館開催の特別展出品歴 コレクションによる特別展示 人間像のゆくえ
開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100
子どものころ
概要 イギリスのカースルフォードに生まれたヘンリー・ムーアは、20世紀の彫刻家の頂点に立つ一人である。ムーアの彫刻は、半ば抽象化された形態を用いながらも、その表現には、生命の尊厳、自然への回帰、平和への願いがこめられた、極めてヒューマンな要素を含んでいる。「着衣の横たわる母と子」に見られる母子像は、彼が好んだテーマであり、いくつもの忘れがたい作品が残されている。そのなかでも、これは代表的なものの一つといえるだろう。どっしりと横たわる母親の姿は、豊かでたくましい。その腕に抱かれた子供は、小さくかわいい姿で母親に寄り添っている。この母と子の見事な対比によって、母親の母性と温かな愛情、命の尊さが力強く表されている。そして、作品のもつ大きさが、母と子の姿をモニュメンタルなものとし、一層印象深いものとしているように思われる。(森芳功「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1988年05月17日掲載に一部加筆)
よみもの 徳島新聞連載1990-91 吉原美惠子 1990年10月17日
所蔵作品選1995 安達一樹 1995年7月22日
美術館ニュース 安達一樹 2013年1月
所蔵者 徳島県立近代美術館
作品番号:1220011_000 、国外 、館蔵品、彫刻・立体
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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