「薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち」の詳細情報 | |
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名称 | 薩摩治郎八と巴里の日本人画家たち |
期間 | 1998年10月17日(土)~1998年12月6日(日) |
展覧会場 | 展示室3 |
展示作品数 | 144 |
概要 | 薩摩治郎八[1901-76年]は、1922年にパリに渡り、一躍パリ社交界の花形となりました。美術や音楽、演劇などの後援に惜しみなく私財を投じ、日本人留学生のためにパリ大学国際都市に[日本館]を建設したことでも知られています。戦後は1959年に夫人の実家のある徳島を訪ね、ここで病を得て、晩年を徳島の地で過ごしました。 本展は、遺族のもとに残されていた遺品をもとに、ヨーロッパ各地で薩摩がおこなったさまざまな文化活動をご紹介します。特に、展覧会の第1部では、戦前のパリに滞在した日本人画家たちが、薩摩の援助を受けて1929年にパリとブリュッセルで開いた「仏蘭西日本美術家協会展」に光をあてます。「薩摩展」と呼び慣わされたこの展覧会は、断片的に活動の様子が語り継がれていますが、全容は知られていません。薩摩の遺品を手がかりに、内外の美術館やご所蔵家のご協力を得て、その再現を試みます。 |
テーマ名称 |
第1部 仏蘭西日本美術家教会展(薩摩展)をめぐって 第2部 1.ジル・マルシェックスのピアノ演奏会 第2部 2.『修禅寺物語』パリ公演におけるパリ在住日本人たちの役割 第2部 3.パリ国際大学都市日本館設立の経緯 第2部 4.プラハの薩摩治郎八寄贈コレクション 第2部 5.美術家との交友 |