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5 コレクション+α:野村誠
野村誠さんは、鍵盤ハーモニカ、ピアノ、ガムランなどの様々な楽器を駆使し、作曲や演奏会、あるいはワークショップなどの多彩な音楽活動を行っている現代音楽家です。ここでは野村さんと、公募によって集まった徳島県のみなさんが、ワークショップによる共同作業で即興作曲した音楽や、その様子を撮影した記録映像をご紹介します。シャガールやマティス、菊畑茂久馬などの作品から、一体どのような音楽が生まれたのでしょうか。

 
マティスの版画の前で
マティスの版画の前で
菊畑茂久馬の作品の前で
菊畑茂久馬の作品の前で
森山知巳の作品の前で
森山知巳の作品の前で

ワークショップ講師紹介

野村誠
1968年名古屋市生まれ。8歳の時から作曲をはじめる。京都大学在学中の1990年にバンド「プー・フー」を結成。翌91年「NEW ARTIST AUDITION91」でグランプリを獲得し、CDデビューを果たす。1996年には鍵盤ハーモニカオーケストラ「P-ブロッ」を結成。同年、鍵盤ハーモニカ八重奏曲「神戸のホケット」で京都JCCアートアワード現代音楽部門グランプリ受賞。2003年にはアサヒビール芸術賞を受賞。
鍵盤ハーモニカ、ピアノ、ガムラン、箏、クラリネットなど様々な楽器の曲、交響曲などを作曲。老人ホームや障害者施設でのワークショップなど多彩な音楽活動を行う。活動場所も日本国内にとどまらず、世界各地に広がっている。
主なCDに『Intermezzo』(エアプレーンレーベル)、『せみ』(Steinhand)

林加奈
1973年東京都生まれ。東京芸術大学大学院(油画)終了。その後、1998年に野村がリーダーをつとめる鍵盤ハーモニカオーケストラ「P-ブロッ」のメンバーとして音楽活動を開始する。自身でも作曲する他、各地のワークショップにも参加。

講師の方が持ってきてくださった楽器たち
講師の方が持ってきてくださった楽器たち

野村幸弘(記録映像)
1961年、京都市生まれ。1994年、アーティスト集団「幻想工房」を結成。ダンス、コンサート、映像、絵画、写真、オブジェ制作など、多彩な創作活動を展開。近年は映像作家としての評価が高い。また気鋭のイタリア美術史家でもある。現在、岐阜大学教育学部助教授。

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※ 画像は、7月16日と17日に行われたプレ・ワークショップの様子。無断転載禁止

 

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