作品詳細情報
「下着の裸婦」の詳細情報
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作家名 ジュール・パスキン
作品名 下着の裸婦
作品名(ヨミ) シタギノラフ
作品名(英字) Nu a la chemise rose
制作年 1926年
技法・材質 油彩 キャンバス
寸法 92.0×73.0
画像情報 作品画像1
額装写真
関連用語 エコール・ド・パリ   
当館開催の特別展出品歴 巴里憧憬 エコール・ド・パリと日本の画家たち
開館20周年記念展 徳島県立近代美術館 名品ベスト100
概要 20世紀の初め、パリには世界中から若い美術家が集まり、酒と芸術に明け暮れながら貧しく、悲惨な生活を送っていた。パスキンはシャガール、モディリアーニ、藤田嗣治らとともに、エコール・ド・パリと呼ばれる芸術家たちを代表する一人である。若くからドイツやフランス、アメリカ、イタリアなど世界各地を放浪し、パリで自殺するまで生涯を旅に送ったが、1920年代はパリのモンマルトルを足場にして、哀愁とデカダンの香りに満ちた女性像を制作している。「下着の裸婦」はその頃(ころ)の作風がよく表れた一点である。夜の歓楽街では、きわめて派手に振る舞ったが、アトリエでは無口で人をよせつけなかったという。孤独なだけに夜は快活に振る舞っていたのだろうか。柔和な線とおだやかな色調で描かれたこのかれんな作品も、どこか虚無的で孤独な雰囲気を漂わせている。(江川佳秀「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年06月21日掲載)
よみもの 徳島新聞連載1990-91 友井伸一 1991年2月13日
毎日新聞四国のびじゅつ館 仲田耕三 1996年9月14日
美術館ニュース 安達一樹 2018年7月
所蔵者 徳島県立近代美術館
作品番号:1200015_000 、国外 、館蔵品、油彩画他


作品画像1

禁複製 徳島県立近代美術館

額装写真

無断複製を禁じます。
コピーライト 徳島県立近代美術館 2006
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