2007年03月13日

 「吹田文明展(9月2日-10月22日)」を軸に夏のかかりからクリスマス・シーズンまで本当にたくさんの学校連携の活動を行うことができました。創作-鑑賞、絵画-言語、学校-美術展、教員-学芸員…、いくつもの「違い」が「近い」へと変容していく中で、一番勉強させてもらったのは他ならぬ僕自身に違いありません。まとめるのに時間が掛かってもう終業式まぎわになってしまいました、ごめんなさい!(07.3.13 竹内)
→ 耳をすまして、ほらみつけたよ
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2007年03月05日

『博物館が好きっ!−学芸員が伝えたいこと−』(教育出版センター)という本が出版されました。四国の博物館、美術館、動物園、文書館など(広い意味での「博物館」)の学芸員でつくる四国ミュージアム研究会の編集。「博物館」の仕事や、「博物館」の今について、学芸員がエッセイを寄せています。鑑賞教育や、美術館・博物館と学校の連携について書かれたものも何本かあり、各県でいろいろな取り組みがされているのが分かります。(07.3.5 森)
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2007年02月13日

 学校現場の先生や保護者向けのサイト「NHKティーチャーズネット」(NHK学校教育番組部が制作)に、当館の鑑賞教育活動が紹介されています。展示室での案内や解説、出前授業のこと、所蔵作品を使った鑑賞教材「鑑賞シート」のことなど、分かりやすくまとめられていますので、一度のぞいてみてください。「こんなことやってます」のコーナーです。(07.2.13 森)
NHKティーチャーズネット
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2007年02月02日

 鑑賞の授業に役立つ「鑑賞シート 三宅克己の風景画」を、近く県内の各学校に2部ずつお送りします。所蔵作品から、きれいな三宅の風景画を選び掲載した、カラー印刷4ページの鑑賞教材です。小中高の授業案を含む「指導の手引き」も同封しますので、ぜひご覧ください。
 使っていただく場合は、必要な部数(クラスの人数分など)を無料でお送りします。当館の「学校との連携担当」までご一報ください。(07.2.2 森)

 県内の小中高校に、2月なかばにお届けしました。どうぞ、ご覧ください。(07.2.27)
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2007年01月26日

 数々の創造的な連携実践を提案して下さっている濱口由美先生が、小学館の第42回「わたしの教育記録」に入選受賞されました。(「小五教育技術/小六教育技術」小学館 2007年2月号)
 平成16年度の「美術館キュレーターになって」をまとめた報告です。鑑賞と交流をキーワードとした5年生の活動において、ギャラリートークの招待客に招かれた当時の2年生たちは、学年上がって翌年には「クレーさんとお話をしながら」の単元に取り組み、その豊かな鑑賞の世界を近代美術館の特設コーナーで紹介させて頂きました。そして今年の吹田文明展では4年生になったその子たちが、大らかに吹田さんの抽象世界に寄り添う詩の数々を創作しました。それはのど元に突きつけてくるかのようなまこと鋭いものです。
 「美術館キュレーターになって」は私が初めて出前授業に招かれ教壇に立たせて頂いた、思い出深いものです。たくさんのことを濱口先生そして子どもたちから教わった「最初の授業」です。('07/1/26 竹内)
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