2007年09月12日

 県立徳島工業高等学校2年の3名を受け入れました。どちらかと言うと女子に人気のこのプログラム(→授業への支援)、久し振りの元気男子たちが志願してくれてうれしいことです。二日間に渡り熱心に働いてくれました。作業の内容ごとに、学芸員や担当スタッフが入れ替わり対応しました。
 中学インターンや博物館実習でも工夫を重ねているのですが、「うわべの体験」でお茶を濁すのではなく、本当の実務に触れてもらう試みを最近は増やしています。どんな小さな作業、退屈な繰り返しであっても、後世になってようやく光の当たる仕事が美術館にはたくさんあります。考えてみれば私たち美術館人は、その大切さが好きだから勤めを続けていると言えるかも知れません。そんな思いを受けとめてくれているなと、生徒さんたちの目を見て頼もしく感じたことです。
 外部の人たちと一緒に仕事することは、私たちにとっても自分を振り返る良い経験です。また新しい生徒さんとの出会いを楽しみにしています。(07.9.12 竹内)


以下、今回のプログラムを紹介しておきます。
 9月11日(火)
9:00職場体験学習の説明、館内見学、収蔵庫での実習(学芸員)
11:00特別展見学(学芸員)
12:15昼休み
13:00鑑賞授業モニター(学芸員)
14:00資料整理作業(学芸員)
16:00終了

 9月12日(水)
9:00資料整理作業(学芸員)
11:00所蔵作品展見学(学芸員)
12:15昼休み
13:00図書整理作業(学芸員、担当職員)
14:00資料室作業(担当職員)
16:00終了
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2007年05月17日

 阿南市羽浦小学校で鑑賞の授業がありました。3年生から6年生までの子どもたちが、阿南市出身の日本画家、日下八光さんと、版画家の吹田文明さんの作品を鑑賞しました。山田威臣先生の実践。当館からは、日本画の絵具や筆、にかわ、絵絹などの画材セットをお貸して、参考にしていただきました。(07.5.17 森)
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徳島市上八万小学校5年生が来館(5月16日)。人物を描く授業の参考となるよう、講座室でスライドを見てもらいながらお話ししました。ルーベンスの描いたかわいい子どもの絵から、ピカソの作品、そして小学校2年生の作品まで。いろいろと意見も聞きました。絵を見ることは、描くうえでも勉強になるのですね。(07.5.17 森)
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