宮本絢写真
宮本 絢株式会社あわわ「あわわfree」編集長
Aya Miyamoto

こんにちは。宮本です。よろしくお願いします。

私はアートの専門家ではないので少し商業よりの見方になってしまうのですが、まずグランプリのmamiさんはレジ袋に(絵を)描かれるということで、これは日常にあるものをうまく生かして、普段あるものを生かすという着眼点にとても感銘を受けて、私も高く評価させていただきました。

準グランプリの伊丹 直子さんは、かまぼこ板を使われているんですけどもこれはどちらかというとアートの面が凄く強いなと思いまして、小さいパーツを集めて、1つ1つは小さいのですが、余白を想像してしまうような上手な配置になっていて、とても想像力を掻き立てられる楽しい作品だなと思っています。

チャレンジ奨励賞の佐藤 ユノさん、グループGさん、ももさん、それぞれ違う雰囲気の作品なんですけれども、それぞれ独自の世界観を表現している作品になっていると思います。それぞれチャレンジがうまく形になっているなと思いまして、これからまた違う形で皆様の頭の中にあるイメージを形にした作品を見たいなと思っています。

MIP賞の下川 真緒さん、難しい言葉ではいえないのですが、展示を見終わった後に一番印象に残っていたのが下川さんの作品でした。単純にかわいい、単純にすごい、おもしろい、見終わった後に心に残る作品だったので、そういう意味では一番だったかなと思います。

もちろん賞に選ばれなかった方々の中にもさまざまなチャレンジの作品があって、どれもチャレンジという面では人の数だけチャレンジがあるんだなと感じられた展示会になっています。

来年もまた開催されると思いますが、そのときにはぜひ皆様の違う形でのチャレンジ、今回のものをさらに発展させたチャレンジだったり、色々また見てみたいなと思いますので、今回賞に選ばれなかった方もチャレンジを止めずにどんどん新しい形で発展させていっていただけたらなと思います。

 

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