森山宏昭写真
森山 宏昭徳島県立近代美術館長/展示部門審査委員長
Hiroaki Moriyama

まず、グランプリのmamiさんですが、日常と接続性のある、捨てられてしまうレジ袋を支持体として、新しい価値を与え、エコ活動としても期待できるということでございます。

続きまして準グランプリの伊丹 直子さん。小さなパーツが展示室の空間を活用して美しく配置されているところが評価されました。

チャレンジ奨励賞のグループGのみなさん。グループで制作している楽しさが作品から伝わってきたことが評価されました。

チャレンジ奨励賞、ももさん。しっかりした制作動機があり、それが大きな画面で昇華しつつある点が評価されました。

チャレンジ奨励賞の佐藤 ユノさん。独自の世界観が伺われ、装飾性を表現に取り入れているところが評価されました。

そしてMIP賞の下川 真緒さん。製作過程の熱気が伝わってきて、ポジティブな印象を受けたことが評価されました。

各賞の受賞理由は以上です。

チャレンジとくしま芸術祭は今回で6回目を迎えるということで、非常に参加される方々の熱意が熱くなっているということでございます。

審査する側もなかなか大変なんですが、このままこのポジティブな気持を、受賞された方も惜しくも賞を逃した方も、今後もそういう熱い気持ちを持ち続けてチャレンジをしていっていただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

あらためて、おめでとうございます。

 

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